ノコギリヤシの副作用や注意点は

d435f43a1d74408252debc603d4ad82a_s男性の抜け毛や頻尿など、さまざまな悩みに効果のあるノコギリヤシですが、これだけの効能があると逆に副作用や安全性は大丈夫なのかな?と不安に思うかもしれません。

結論から言いますと、ノコギリヤシ自体が自然の植物なので特に大きな副作用はありません。ノコギリヤシは原産地である北米では食用として食べているものなのでサプリメントなどで過剰に摂取するなどの本来の用法とは違った方法でなければ心配はいりません。

ノコギリヤシのサプリメントで過剰に摂取してしまうと、吐き気や嘔吐、腹痛などの症状が見られたとの研究結果もあります。成分を一度にたくさん飲んだからといって効果が大きくなるということはありませんし、そもそも体内で一度に吸収することができません。

ノコギリヤシのサプリメントで摂取する場合は、パッケージに書かれた用法を守って飲むことが大事です。各メーカーでは独自に研究をしてどのような量が一番効果があって、問題がでにくいのかを把握しています。

ノコギリヤシで副作用が出る場合

ノコギリヤシには副作用がほとんどありませんが、体質などの影響で絶対に副作用が出ないというわけではありません。副作用ができるのはまれですが、それでも万が一のために知っておくことは大切です。

 吐き気

ノコギリヤシを飲んだ際に吐き気を感じる人はいるようです。ノコギリヤシは人間のホルモンに影響を及ぼすので体調が悪かったり、環境の変化などで起きることはあるかもしれません。

 腹痛

ノコギリヤシで腹痛というのもほとんどありませんが、中には腹痛が起きたという人もいるようです。これは、サプリメントでの摂取なので、ノコギリヤシサプリのカプセル(錠剤)の影響、またサプリメントというのはノコギリヤシだけではなく、他の成分も配合していることが多いのでその影響なども考えられます。

それでもノコギリヤシが原因だという場合には、胃の調子の悪い時には避けたり、食前に服用するのをさけて食後にしたりといった対策がとれます。

 便秘

ノコギリヤシで便秘が改善したという人もいるのですが逆に便秘になってしまうという人もいるようです。ノコギリヤシのホルモンに働きかける作用でホルモンバランスが崩れ便秘になるということはありえるかもしれません。また、先ほどと同じく、サプリメントの場合は、ノコギリヤシ以外の成分にも注意してみてください。

ノコギリヤシの副作用以外の注意点

ノコギリヤシは、さまざまな作用があるため服用を推奨できない人もいます。以下のような方々はノコギリヤシの服用はしないほうがいいでしょう。

抗血液凝固薬や抗血小板薬を服用している人
ノコギリヤシの飲みあわせでは注意点があります。ノコギリヤシには、血液の粘度を下げサラサラにする作用があるので、脳梗塞や動脈硬化などの血栓症の予防に使われる「抗血液凝固薬」や「抗血小板薬」と同時に摂取すると出血傾向が高まってしまいます。

妊娠中や授乳中
ノコギリヤシは男性ホルモンに影響を及ぼすため、胎児や乳児のホルモンバランスがくずれる可能性があります。そのため妊娠中および授乳中はノコギリヤシを飲むことは控えてください。

口避妊薬やホルモン関連の治療をしている人
ピルなどの経口避妊薬は女性ホルモンに作用します。また、ホルモン関連の治療をしているなど方もノコギリヤシを服用することでホルモンバランスがくずれ治療の効果が十分にでない可能性があります。

前立腺肥大症以外の前立腺の症状がある人
ノコギリヤシには、前立腺肥大症の症状を改善、予防する作用がありますが、それ以外の膀胱炎などの症状がある方は逆に悪化してしまう恐れがありますので、

ノコギリヤシと相性のいい成分

 かぼちゃ種子エキス
ヨーロッパでは医薬品として使用されることもある成分で、頻尿や前立腺肥大などの排尿のトラブルを軽減するとされています。排尿トラブルの効果を上げるためにノコギリヤシサプリには最も多く配合されています。

 ビタミンE
老化防止や生活習慣病などの改善、男性ホルモンの正常化に役立つのでノコギリヤシとの相性がよいとされています。薄毛、抜け毛対策用のノコギリヤシサプリに配合されている場合が多いです。

 セサミン
セサミンはゴマにわずかにふくまれる成分ですが、前立腺炎などの予防効果が認められているため、ノコギリヤシサプリに配合されていることもあります。セサミンにはビタミンEも含まれているため、ノコギリヤシとの相乗効果も期待できます。

 亜鉛
薄毛や抜け毛などの髪の悩みを目的とする場合には相乗効果で効果が高まります。亜鉛、ノコギリヤシ両方とも薄毛の原因となる酵素を抑制する働きがあり、また亜鉛はタンパク質を髪の毛へと構成する働きなどもあるため育毛効果も期待できます。

ノコギリヤシと飲み合わせの悪い成分

bb537161f69dc0360e1e354803e3bc6b_sノコギリヤシは天然の植物なので副作用はほとんどありませんが、その飲み合わせについては注意点があります。

ノコギリヤシと相性のいい成分は、セサミンや亜鉛でしたが「フィナステリド」という成分を含む薬やサプリメントとは相性が悪いため避けなくてはなりません。

実は、この「フィナステリド」はプロペシアという薄毛の治療薬などに含まれているので、現在薄毛治療を行っていてこの薬を飲んでいる方などはノコギリヤシを摂取しないほうがいいでしょう。

ノコギリヤシとフィナステリドを併用してしまうと、男性ホルモンのバランスを崩しプロペシアの副作用である、性欲減退、精子の減少、勃起機能の低下などの症状を起こす危険が高まります。

その他の組み合わせでの問題は見つかっていませんが、ノコギリヤシ自体がホルモンに関わる成分なので特にホルモンに関わる他の薬との併用はしないほうがいいでしょう。